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VETERAN

長く働いているメンバー

辰巳浩晃
解体マッチング事業/品質強化チーム

「もっと良くするため」に頑張りたかった


RAに入社したのは2015年。もう8年くらい経ちます。
その前は書店で店長として働いていました。
当時、電子書籍やVODといった映像コンテンツに押されて、出版業界全体が厳しくなっていたんです。その煽りを特に受けていたのが書店でした。「本」という商材に依存するので手の打ちようがないという状況もありました。町の小さな書店からどんどん潰れていって、大手の有名書店しか残らないんじゃないかという予測がされていたんです。

僕の勤めていた店も、経営権を問屋に売却するなどして再生を目指すような形でやっていました。仕方ないんですけど「何とか売上を守らなきゃいけない。衰退を止めなきゃいけない」と、会社全体がネガティブな動きになってしまいました。攻めの姿勢がなく、とにかく守り。
書店業にいる限り多分それはどうしようもないことだし、自分も店長なので数字への責任もありました。「どれくらい売上を上げられるか」という働き方なら全然よかったんですけど「売上が下がるのをどれだけ食い止められるか」という話しか出てこなくて、資本もなければ商材も限られる。そんなネガティブな空気に加えて長時間労働。若かったので体力は持ちましたが、精神的に参ってしまいました。
いろいろ葛藤がありましたが、そういう戦いに疲れてしまったのと他にキッカケもあって、次の職場が決まってない状態で退職しました。

その後は「これが人生最後の夏休みだ!」という気分で、1年くらいはたくさん旅行しました。キャンプにもよく行って、楽しかったですね~!!

そんな風に過ごしていたら貯金が尽きまして。「そろそろ働かなきゃ」と思って仕事を探していた時にRAの求人を見つけました。「空き家解体アドバイザー」という、解体工事を控えているお客様と解体業者を繋げる職種でした。書店での接客経験が活かせるのではないかと思って応募しました。

変化する環境の面白さ

入社してからは、率直に面白い会社だなって思いました。

同期もいい人ばかりで、初めての業界、職種も新鮮でした。当時は今よりも「立ち上げ真っ最中」という雰囲気も濃かったです。業務内容も随時変わったりしていました。その変化を辛く思っている人は辞めていきましたが、僕の場合、柔軟な性格もあって素直に「面白いな~」と感じていました。割と「どうにでもなるよ」って考えるタイプなので、楽しく仕事ができたのかもしれません。

会社全体のことを思い返すと、試行錯誤して時には迷走しつつも、着実に成長していると感じていました。
業界としても社会的に重要度が高い仕事だし、問合せ数も徐々に増えてお客様対応もどんどん忙しくなった。そんな毎日だったので自分も会社も成長しているという実感はすごくありました。

変化していく新鮮さが楽しいのと同時に、とにかく一生懸命やらなきゃという感覚もありました。そのときの状況や相手によって調整が必要で、個人のお客様だけでなく、解体業者様という「ビジネスパートナー」との関わり方についてもいろいろ考えました。
そういった経験を通して対応力は向上したように思います。それが今の業務にも活かされているのは間違いないので、自分のキャリアの中ではけっこう大きい経験ですね。

誰でもウェルカム!持ち物は好奇心!

今は品質強化チームで働いています。「会社全体としての品質向上」というのがミッションです。

解体マッチングの仕事が軸になっている会社なので、どうしても「解体業者」「工事品質」といったように商品を限定して考えがちですが、僕にとっての商品は「当社のサービス全般」です。広い意味で商品のクオリティを上げるためのチームです。会社にとってすごく重要な仕事をさせていただけていると思います。人が少ないのもあるし、大変なことはいろいろあるけど、これもやっぱり面白いんです!(笑)

課題を見つけその対策を考えて提案、実行する。そしてフィードバックをお互いに積み重ねることで、それぞれの立ち位置で最善な方法が見えてくる。その繰り返しで、サービス品質向上につながっているのを実感しています。
この仕事は、とにかくコミュニケーションをとり続けることが大事です。

マネージャーの言うこと、メンバーの言うこと、業者様の言うこと、会社の言うこと。
僕はそれぞれに気を配ることを意識しているし、それが出来るのは自分の強みだとも思っています。ご縁のあったお客様に対して最高のサービスを提供したいです。そのために広い視野で全体を見て、周りの人がどう動いているのか、何を感じているのか、これからもしっかりコミュニケーションをとるつもりです。

RAで楽しく過ごせるのは好奇心のある人ですかね。それなら誰でもウェルカム!
解体業界というクローズな業界じゃないですか。何も知らない状態で就職してきて、解体のことで困っているお客様の役に立とうと思ったら、自分で調べたり対応方法を考えたり、先輩に聞いたりっていうことが必要ですよね。だから、好奇心を持って取り組まないと伸びていかないと思います。好奇心旺盛なら業界経験やスキルとかは関係ないと思います。
そうやって仕事を楽しめる人と、一緒に働けたらいいですね!

原田絵美
解体マッチング事業/サポーター

たどりついた働きやすい職場

私の仕事はサポーター、いわゆる「営業事務」です。お客様対応をしているオペレーターチームの業務サポートをしています。

前の会社では約一年間、営業職を経験しました。お客様対応だけでなく、書類作成やテレアポ、そのためのリスト作成など幅広いスキルが身についたと思います。ただ、休憩もまともに取れないハードな働き方で体を壊してしまい退職せざるを得なくなりました。

しばらく休んで体調も回復したので、改めて仕事を探すことにしました。前職の働き方で疲れきっていたのもあって、最初は正社員ではなく、自分のペースを大切にできるアルバイトで探していました。そんなときに見つけたのがRAの求人です。
今までの自分のスキルが活かせそうな職種だったので、ここなら貢献できると思って応募しました。当時の事務所は表参道だったんですけど、駅から近いのもポイントでしたね。

今は正社員ですが、アルバイトの時から業務内容は変わっていません。電話応対もあり、オペレーターチームとのコミュニケーションもありで、自分の性格にはちょうどいい働き方だなと感じています。

入社当時は社員の人数が少なくてこじんまりした印象でした。
でも、お客様からのお問合せは少しずつ増えていて仕事量自体はそれなりにありました。サポーターも私しかいなかったので、効率よく仕事を終えるために優先順位の付け方などいろいろ工夫していたのを覚えています。

社員がどんどん増えたこともあって、入社1年くらい経った頃に表参道から田町にオフィスが移転しました。
オペレーターのメンバーの数が増え、問合せ数も更に増え、全体的に活気づいてきた時期でした。サポーターも二人増えて、業務分担が出来るのは本当にありがたいです。

慣れ親しんだ仕事が続けられる安心感

入社してもう6年経ちます。
日々穏やかに働かせていただく中で、一昨年、プライベートでは結婚・出産という大きな変化がありました。

本当は業務の引き継ぎをちゃんとしてから産休に入るつもりだったんですが、数値の異常が見つかりドクターストップで通勤できなくなってしまいました。電気による刺激がよくないということで、通勤どころかスマホもNG、日の光を浴びるのもNG、歩くのも極力控えなさいということで入院することに。自覚症状は特にないのに、数値上は謎の血圧の上昇があって検査しても原因不明。赤ちゃんの発育不良に繋がるということだったので、やむを得ず休養に入りました。お陰様で無事に出産できましたが、その後も集中治療室に入ったりしていろいろ大変ではありました。

仕事を中途半端な状態で抜けてしまったのでサポーター二人に負担をかけていないかとても不安でしたね。職場復帰することは前提で考えていたんですけど「戻った時に二人ともいなくなってたらどうしよう」と心配でした。でも、私が休んでいる間に二人ともすごく頑張ってくれていたみたいで、楽しそうに働いている様子でホッとしました。

会社には勤務時間の部分で融通も利かせてもらっていますし、慣れ親しんだ仕事を引き続き担当させてもらえているのも感謝しています。産後はちょっと忘れっぽくなったところもあるので復帰してミスが増えないか心配だったんですけど、案外忘れてなくてスムーズに業務ができていると思います。

周りに支えられながら、とにかく「今」を生きてる

もちろん旦那さんにもとても感謝しています。
出産前に、子どもが産まれてからの生活について落ち着いて話をしました。どうしてもお母さんに家事の比重が傾くことが多い気がするんですけど、家事と仕事を両立しようと一人で抱えたらパンクすると思ったし、子どもが産まれてバタバタしてから何かを言っても喧嘩になると思ったし、ヒステリーだと思われるのも嫌じゃないですか。男の人は出産するわけじゃないから、自分の生活はそんなに変わらないと思いがちかもしれないけど、それだと共働きは無理だと思いました。「ちゃんと責任もって育てられるの?」って聞いたら最初は引いてましたけど、結局ちゃんとやってくれています。お互いに冷静なタイミングで話せたのは良かったです。

旦那さんの会社で産休の人が集まる会に参加した時に「赤ちゃんの寝かしつけ上手だね!」って褒められたらしいんです。「俺は寝かしつけが上手い!」って誇らしげでした。自信を持たせるって大事ですね。(笑)

もうすぐ2歳になる子どもはすごくやんちゃです!

こないだ朝起きたらシーツが血まみれになっていて。子どもが転がって壁にぶつかって鼻血出したみたいなんですけど、その状況でグーグー寝ていて「こんなに血を出したのによく寝てられますね、あなた」と思いました。出勤前の時間ですよ!「今から私、このシーツ洗うのか!」って。夢だと思おうとしたけど、夢じゃなかったです。(笑) 

そんな調子で、家でも保育園でも予想外のことがたくさん起きています。自分のための自由な時間は会社の休憩時間と通勤電車くらいですね。家ではテレビはずっとEテレだし、スマホを触っていても子どもに取られるし。「とにかく今を生きる!」という感じの毎日です。

私はもともと変化への順応性が高い性格だとは思います。でもそれだけじゃなく、周りの人に支えられているおかげで仕事が続けられている。子育てが始まってからは特に、そう感じることが増えたように思います。

竹中一樹
解体マッチング事業/オペレーター

誰かに喜んでもらえている実感が欲しかった

RAに入社するまでは、いくつかの職を経験しました。

調理師の専門学校に通っていたので調理の仕事もしたんですけど、人と接する仕事のほうが好きだと気づいて転職。パチンコ屋のホールスタッフや、飛び込み営業を経験しました。

お客様と接するのは、とても楽しかったです!すごく勉強にもなったんですけど、正直、心が折れそうな場面も多かったんです…。パチンコで負けて暴言吐いてくる人はたくさんいたし、飛び込み営業では「いきなり失礼じゃねーか!」って怒鳴られる。やっぱりそういうことが多くて。

どうせ人と接するなら、やっぱり喜んでくれてるのを実感したいなという思いが、徐々に強くなりました。

そんなこともあって、新しい仕事を探していた時にたまたま見つけたのがRAでした。
当時の求人広告には社長と中野さんの写真が載っていて、静岡から上京して会社を立ち上げたエピソードとか読んで「他の会社とちょっと違うな。おもしろそうだな」と思ったんです。

それまでいた会社って何千人規模の大手で、しっかり整っている反面、意見が通りにくいとか、思考停止状態でガチガチのルールに従う感じでした。何か問題点を見つけて改善の話をしようとしても届いていかない。「意見するな」とつぶされてしまう環境でした。人生のほとんどの時間を過ごす会社だから、思考停止状態を続けたくなかったんです。

だから、RAの求人を見つけたときには「やりたいようにできる」…というと語弊がありますが、「自分で考えていろいろやれるんじゃないかな」という期待を感じました。
僕の時は、社長が面接をしてくださったんですけど、話の端々に人の笑顔のために動こうという思いを感じました。
自分が目指したいものと一致すると思って入社を決めました。

「ありがとう」が原動力

僕がしているのは、解体業者様とお客様の橋渡しの仕事です。

お客様のニーズをしっかりお聞きしてそれに応えられる解体業者様をご紹介する。そして、解体業者様にも気持ちよくお仕事していただけるような環境を作る。そういうお手伝いです。とにかく寄り添って、しっかりお話を聞くというのを大切にしています。そういうことを積み重ねた結果、お客様から「ありがとう」って嬉しそうに言っていただけると、本当にやっててよかったなって感じますよ!それが業務成果としても実感できるから、すごくやりがいを持って働けています。
お客様対応以外のところだと、いろいろなプロジェクトにも参加させてもらえています。

新人教育の担当をした際には、マニュアル作りやルールを整えること等、自分のキチッとしたい性格や強みが活かすことができました。プロジェクトリーダーにも「ありがとう!助かる!」という言葉をかけてもらえたので喜んでもらえてよかったと思います。

ちょっとだけ「ワガママ」になった自分

前職はトップダウンの風潮が強くて、とにかく指示通りに動かなければいけなかったんですけど、RAの空気感は違いました。

もちろんRAも会社ですから、何でも自分の思い通りにやれるわけじゃない。指示されたこと通りにやらなきゃいけない場面もたくさんあります。でも、疑問を持ったことにはしっかり回答してくれるし、意見を聞いて一緒に考えてくれる上司や同僚がいる。話しやすいというのは実感しています。

ベンチャーならではかもしれないけど、今まで勤めていたような大企業とは違って整備されてないことも多くて驚いたのも本音です。「そこは整えようよ!」って思ったことも何度もあります。(笑)

そう考えるとRAで過ごすうちに「失敗しないけど、考えなくなった」という昔の自分がちょっと変わったような気もします。「失敗も含めて、いろいろな経験を活かして会社の役に立つものを、今創っているんだ」と感じることが増えました。
「こうしたらもっと楽に業務が進められる」っていう動機は自分のためなんですけど、ルールや仕組みを整えることで、もっと効率よく成果が出せるようになったら、結局それってみんなのためにも繋がるんじゃないかなと。

そういうことを発信できるのは、やっぱり話がしやすい環境のおかげだと思っています。
ぶつかることもありますけど、お互いに腹を割って話をしたことで、気づきもあるし変われたこともあります。

RAに入って、僕はちょっとワガママになったのかもしれないですね。…あ!もちろん、いい意味で!(笑)

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